現状と展望

<研究の現状>

 


 大阪大学レーザー核融合研究センターの出力10キロジュールのガラスレーザー「激光XII号」により、燃料温度1億度、燃料密度120g/cc (液体水素の600倍の密度)の圧縮が世界に先駆け実現されました。これを受け、米国やフランスでは出力1.8メガジュール*のレーザー装置を建設して、核融合点火・燃焼を実証しようとする計画(米:国立点火施設(NIF) 、仏:レーザーメガジュール(LMJ) )が進められています。将来のレーザー核融合動力炉には現在開発中の高効率・高繰り返しのダイオード励起固体レーザーが用いられることでしょう。

 (*メガジュール:百万ジュール)

 


gxii

 


 


<エネルギー開発計画>

 


 IFEフォーラムでは、我が国の専門家よりなる検討委員会を組織して開発計画を立案し、主要技術であるレーザー開発と整合のとれた開発計画を提案しています。そこでは、新しい点火方式である「高速点火」や「高利得等価プラズマ実験」の研究と炉用レーザーとして期待される「ダイオード励起固体レーザー」の開発とを並行して進め、その成果を基にエネルギー発生に必要な「各種の炉」へと段階的に発展させるシナリオになっています。

 


energy_kaihatsu