IFEフォーラムシンポジウム2009は終了しました。
多数のご来場、誠に有難うございました。
「熱い冬」「燃える夏」という言葉が生まれるほど、地球温暖化の影響を体で感じるようになってきました。最近の夏には多くの方が暑さで亡くなるという非常事態も起き、まさに地球温暖化対策は待ったなしとなっています。核融合は、温暖化ガスを排出せず、なおかつ放射性廃棄物の排出量が原子力にくらべて圧倒的に少ないことから、多くの人が人類の最終エネルギー源として期待を寄せています。
この期待に応えるべく、国際熱核融合実験炉であるITER(イーター)の建設がフランスのカダラッシュで始まりました。レーザー核融合については、米国の国立点火施設NIF(ニフ)が完成し、人類初の制御された核融合点火・燃焼を目指す実験が始まります。さらに、核融合と核分裂を組み合わせたハイブリッド炉を2020年頃に実現する、との構想が発表され、オバマ大統領の新エネルギー戦略に沿ったものとして、核融合の世界に注目されています。
わが国も、新方式の「高速点火」レーザー核融合を推進し、欧米の方式の10分の1の規模で、コンパクトで経済的な核融合炉の開発を目指しています。この計画は「高速点火実証実験FIREX(ファイアーX)計画」と名付けられており、その第1期では全世界の電力の1000倍ものレーザーパワーを核融合燃料に瞬時につぎ込むことにより、高速点火方式が本当に実用になるのかを実証します。この実験で5千万度という点火温度を達成し、FIREX第2期計画を早期に開始すれば、わが国が米仏と同時期に、より優れた方式による核融合点火を実現することも決して夢ではないと思います。また欧州でもHiPERと呼ばれる同様の計画が進められようとしています。
IFEフォーラムでは、このような状況の下、レーザー核融合の進捗状況および成果を周知し、その社会的重要性を広くアピールすることを目的としてIFEフォーラムシンポジウムを開催し、我が国のレーザー核融合の長期的な展望を議論します。
本シンポジウムを別紙のとおり開催いたしますので、ぜひ多数の方々のご出席をお願い申し上げます。
敬具
開催概要
日時:2009年11月25日(水)13:00~17:00
場所:全社協・灘尾ホール(新霞ヶ関ビル)
東京都千代田区霞が関3-3-2
TEL : 03-3580-0988(代)
会費:無料
定員:160名(事前登録が必要です)
主催:IFEフォーラム
後援:文部科学省
協賛:財団法人電力中央研究所、核融合エネルギーフォーラム、 核融合科学研究会、
未来エネルギー研究協会、社団法人日本原子力学会、社団法人プラズマ・核融合学会、
社団法人レーザー学会
シンポジウムプログラム
◇挨拶 13:00~13:15
- 開会挨拶
橋本德昭 IFEフォーラム座長 (関西電力株式会社 常務取締役)
- 来賓挨拶
奥村直樹 総合科学技術会議 議員
◇基調講演 13:15~14:30
- 「高速点火実証実験FIREXからレーザー核融合実験炉へ」
疇地 宏 大阪大学レーザーエネルギー学研究センター センター長 - 「米国立点火施設NIFとレーザー核融合・核分裂ハイブリッド発電炉構想」
Edward Moses 米国ローレンスリバモア国立研究所 国立点火施設 所長 - 「欧州におけるレーザー核融合発電実証HiPER計画」
Mike Dunne 英国ラザフォードアップルトン研究所 レーザー施設 所長
◇休憩 14:30~14:45
◇パネルディスカッション 14:45~16:55
- コーディネーター
立花 隆 ジャーナリスト、東京大学大学院情報学環特任教授
- パネリスト
近藤駿介 内閣府 原子力委員会 委員長 本島 修 プラズマ・核融合学会 会長 E.Moses 米国ローレンスリバモア国立研究所 国立点火施設 所長 M.Dunne 英国ラザフォードアップルトン研究所 レーザー施設 所長 疇地 宏 大阪大学レーザーエネルギー学研究センター センター長
◇閉会挨拶 ~17:00
八木重典 レーザー核融合技術振興会会長
三菱電機株式会社 先端技術総合研究所 開発本部 役員技監
お申込み、お問合せ
お申し込み方法:所属機関(会社名)、所属・役職、氏名、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレスを記入してIFEフォーラム事務局へメールもしくはFAXにてお申し込み下さい。
お申し込み期限:平成21年11月10日(定員になり次第締めきりとなります)
お問い合わせ先:
◆IFEフォーラム事務局(レーザー核融合技術振興会)
(財)レーザー技術総合研究所内
〒550-0004 大阪市西区靭本町1丁目8番4号
TEL : 06-6443-6311 FAX : 06-6443-6313
E-mail: ifesympo@ilt.or.jp