核消滅処理:レーザーコンプトンガンマ線による核変換
 

3. エネルギーバランス

 以上の研究より本方式の核変換概要は解明されたと考えられる。このような核変換概念を図6に示す。


図6 核変換概念とエネルギーバランス
 

 このようなシステムにおいてエネルギーバランスの条件は 1<中性子利得 × ガンマ線発生効率 である。

 われわれの得た計算結果では利得は。20MeVガンマ線に対し300MeVのエネルギーを得たことより15程度である事が解る。 電力への変換率を30%とするとガンマ線発生効率が1/5以上であればこの条件が満たされることが解る。一般的なコンプトン散乱の効率は低い。 しかし光蓄積を用いることによりこの効率は十分高く取れる。効率の高いエネルギー回収型加速器を用いた場合、 今までの解析結果によるとガンマ線発生効率は70%以上に達しており十分成立性が有る。

 
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