高輝度γ線

 

光蓄積空胴より発生する高輝度γ線を用いて核変換を行うことが可能です。

 

本方式におけるγ線応用

 

1. 同位体生成
γ線による巨大共鳴を利用して同位体元素生成に有用です。

 

2. 陽電子源
γ線が5MeV以上になると陽電子の対創生断面積が他の反応断面積に比べて大きくなる事を利用し、陽電子発生が考えられます。 この方式の特長は、今までの電子ビーム直接照射方式に比べ、効率良く大量の陽電子を発生でき、陽電子発生ターゲットの熱負荷も小さい事です。 陽電子は正の電荷を持っており、従来の電子を用いた計測に比して極めて特異で、かつ新規の計測手法が可能となり、種々の物性・材料研究に有用となります。 この陽電子を用いた電子との衝突により、高エネルギ-のγ線発生が可能です。

 

3. 透過型X線撮像
このようなコンプトン散乱γ線は、単色で前方に集中されて発生します。 これをマーモグラフィー(乳がん検診局部撮像)やアンジオグラフィー(心臓冠状動脈撮影)に利用する検討が進められています。 特に拡がらないので、局部を高精度で観測できることが特長であり、かつ人体への必要照射線量も低減できます。

 

4. 反物質の大量創生
このような単色のγ線による反物質工学が新たに生まれます。 ミューオンの大量・高効率発生等が可能であり、新核エネルギー開発や、革新的応用が期待できます。

 

 

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