宇宙レーザー

 

太陽光は、地球のエネルギーの最大の源の一つです。 このため、太陽発電の利用は人類の当然の方向性と考えます。 しかし、地上における太陽電池による発電は、電池の効率が実用化レベルでは約20%以下となっています。 太陽光の真夏のピーク強度は、宇宙空間でのそれと比して7~8割程度ですが、日周差や季節による変動、 晴天率また地上に届くまでの大気散乱による減衰等の太陽光の強度変化があるので、利用率は約1/10に低下します。 このため、地上での太陽光の利用は決して有効とは言えません。 まとまった大きな電力を得るためには、極めて広い面積の受光施設が必要となります。 クリーンなエネルギー源ではありますが、非効率な施設を持つことは結局資源の有効利用には繋がりません。

一方、宇宙空間は太陽光エネルギーであふれています。 日周差等の上述の問題点は、まったくありません。 この宇宙空間太陽光エネルギーを利用することは、宇宙でのペイロードコストと大きく関連しますが、人類の大きな課題の一つであると考えられます。 宇宙の太陽光エネルギーを、レーザー技術を駆使して有効にエネルギー変換-伝送し、地上でエネルギー源に用いることができれば、 クリーンで永続的なエネルギーを我々は手に入れることができます。

宇宙のエネルギーをレーザー技術を駆使し有効にエネルギー変換-伝送するためには、 太陽(インコヒーレント)光をレーザー(コヒーレント光)に変換する必要があります。 レーザー光はそのコヒーレント性により、伝播、エネルギー変換が容易に行なうことができます。

 

 

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