日本学術会議・ハイパワーレーザー技術と高エネルギー密度科学小委員会
欧米中で大型ハイパワーレーザー施設の整備が進むとともに、2019年１月、日本学術会議主催日米シンポジウム（公開シンポジウム「ハイパワーレーザーによる高エネルギー密度科学技術の展望」）が開催され、この分野の日米科学技術協力事業が合意され現在進行中である。これらの動きを受けて、2020年６月提言「パワーレーザー技術と高エネルギー密度科学の量子的飛躍と産業創成」が公表された。以上の動向に鑑み提言を具体化する方策として、極限物質科学等関連物理分野の開拓、地球・宇宙環境・エネルギー問題への貢献の在り方、新産業創成ならびに若手研究者の育成と国際連携の方策を議論する目的で本小委員会を設置した。
現在、以下の事項の審議が進行中である。
1．パワーレーザー技術と高エネルギー密度科学における極限物質科学等関連物理分野の開拓
2. 地球・宇宙環境・安全・エネルギー問題解決への貢献
3．国際連携（日米協力事業等）と産学の若手人材育成の在り方
4．新産業創成に向けた方策
公開シンポジウム
「将来のエネルギー科学技術に向けたパワーレーザーと 高エネルギー密度科学の役割と展望」
報告書を掲載しました。