高耐力光学素子研究会

STUDY GROUP

「高耐力光学素子研究会」のご案内

当財団は、「レーザー損傷評価試験」を行う国内唯一の公的評価機関として、 多くの光学素子メーカー等にご活用いただております。 「高耐力光学素子研究会」は、閾値をどう理解していいのか、他社と比べてどうか、などの疑問にお応えするとともに、さらに現状を相互理解していただくことにより、 国内全体の光学素子耐力向上を図ることを目的として設置いたしております。また、「光学素子レーザー損傷閾値データベース化試験」では、 各種光学素子のレーザー損傷閾値データベース構築を行い、その結果を公開いたしております。 これら本研究会等の活動にご賛同いただき、是非ご参加ください。

研究会名 高耐力光学素子研究会
目的 国内の高出力レーザー用光学素子のデータベースを構築し、国内および海外製品との比較を可能にし、国内光学素子技術の向上を図る。
内容 国際会議等の光学素子関連の情報提供及び情報交換を行う。また、有料にて光学素子のレーザー損傷閾値評価を実施し、 レーザー損傷閾値のデータベース構築を行う。(光学素子損傷データベース化試験を参照)
参加資格 「光学素子損傷データベース化試験」に参加意思がある。なお、2年間本データベース化試験に不参加の場合は、資格が消滅することをご承知願います。
参加料 無料

光学素子損傷データベース化試験

本試験は、ご提供いただいた同一仕様の光学素子に対してレーザー損傷閾値評価試験を実施し、 レーザー損傷閾値のデータベースを公開するとともに、個別に損傷閾値結果を報告しています。 詳しくは、次回試験のご案内をご覧ください。

参加料 有料 100,000円/回(基本試料数(3個)以内)
ただし、賛助会員は無料。賛助会員制度はこちらをご覧下さい
開催頻度 年2回

第22回仕様(終了しました)

品目 248nm用反射防止膜 1000-on-1(100Hz)
仕様 入射角度:0°
反射率:R<0.5%
基材:合成石英ガラス(表面粗さ< 8Årms)
基板サイズ:直径40mm~50.8mm、厚さ2mm~10mm
基本試料数:最大3個
追加試料 4個目から別途有料(賛助会員も有料)
申込締切 令和3年1月29日(金)※申込の可能性がある場合は、その旨ご連絡願います。
試料締切 令和3年2月12日(金)
参加費 有料 100,000円/回(基本試料数以内)

FAQ

よくあるご質問

なぜ、データベース化試験は有料になったのですか?

平成20年度から開始し、多くの皆様にご協力、ご参加を頂くようになりました。その一方で、装置への負担も大きくなり、維持、調整費として有料とさせて頂き、より安定な評価を実施していきます。ご理解ください。但し、財団賛助会社においては、試料3個までは無料とします。

「高耐力光学素子研究会」へ参加することも有料ですか?

いいえ。研究会に参加し、情報交換を行なうことは無料のままです。

評価結果はどのように取り扱われるのですか?

報告書例のような形式で、ご提供頂いた試料の損傷閾値と、データベースのグラフを報告致します。 財団としては、グラフのみを公開致します。企業名、個々の損傷閾値結果、優劣に関する情報を公開することはございません。