研究紹介

STUDY

レーザーエネルギー研究チーム

MEMBER

メンバー紹介

所長 井澤 靖和
特別研究員 宮永 憲明
特別研究員 大道 博行

チーム紹介

研究紹介

レーザーエネルギーの新しい応用分野を開拓するため、原子炉廃止措置におけるレーザー応用研究、「宇宙の物質優勢の謎」を解決することを目的とした二重ベータ崩壊実験で必要なレーザーの開発研究を行っています。

原子炉廃止措置におけるレーザー応用研究

レーザー切断等、原子炉解体におけるレーザー技術の実用化研究
レーザー切断特性の解明と発生する微粒子の飛散防止、回収が重要な課題であり、実用化に向けた研究を行っています。

二重ベータ崩壊実験で必要なレーザーの開発研究

狭線幅・高出力青紫色レーザーの開発
- 48Ca の濃縮を目指して -

・ 宇宙誕生時には粒子と反粒子が同数生成。
・ 現在の宇宙では粒子が作る物質のみ。
・ 反粒子(反物質)は消滅?
・「宇宙の物質優勢の謎」を解決するために、二重ベータ崩壊の研究が注目されている。
・ 二重ベータ崩壊:原子核内の中性子2つが陽子2つに変わり、電子(ベータ線)と反電子ニュートリノが2つずつ放出される現象。
・ ニュートリノを放出しない崩壊が観測され れば、ニュートリノが粒子と反粒子に転換可能であることを証明。

(a) 反ニュートリノを放出する二重ベータ崩壊
(b) ニュートリノを放出しない二重ベータ崩壊

Ca同位体濃縮用高出力LDレーザー

☆48Ca濃縮用レーザー
小型、狭帯域、LD(マスターレーザー)光を増幅用LDに注入
多ビームを結合して出力をアップ

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